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薬剤師が教える!知っておきたい「薬の話」

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  薬剤師が教える!知っておきたい「薬の話」

                第6号   2006/03/21
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こんにちは!薬剤師のゆりです。

ごめんなさい、しばらくぶりの配信となってしまいました。

今回より新しく登録いただいた方、ありがとうございます!

どうか末永くお付き合いくださいますようよろしくお願いいたします。

このメルマガについてちょっと紹介しますと・・

私は薬局を経営している薬剤師で、毎日薬に触れ、薬を介して患者さん
と話をしています。現代社会で薬をまったく飲まない人って、おそらく
皆無ではないでしょうか。そのくらい薬は私達の健康や生活に大きく関
わっています。

薬を飲んでいる人も、今は飲んでいない人も、もっと薬について知って
もらいたい!そんな願いを込めて、薬を有効に安全に使ってもらえるよ
うに役立つ情報を発信していきたいと思っています。


それでは、今回もいってみましょう!

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 第六話  医療費の内容の分かる領収証について            
               
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4月から施行される医療費改定で、「医療費の内容の分かる領収証」を
患者さんに渡すことになりました。


実際には、半年間の準備期間があるので、本当に義務化されるのは9月
からですが、体制が整い次第、病院や薬局で詳しい領収証を患者さんは
受け取ることになります。


病院や診療所の場合は、初再診料、医学管理料、検査料、診断料、投薬
料、注射、処置、リハビリ料・・・などとなるので、「医者に診察を受
けていくら、検査や注射にいくら」と、比較的わかりやすいですね。


薬局の場合は、調剤技術料、薬学管理料、薬剤料とあって、薬代の他に
料金がかかっていることに驚く方もいるかもしれません。


薬局は商店のように医薬品を仕入れて、利益を乗せて販売していると思
っている方が意外といます。

その上にナントカ料がかかるのはおかしいと思われるかもしれません。


たとえばスーパーなんかでは、60円で仕入れた野菜を100円で売っ
て、その差の40円からスーパーの維持費や店員の給料を出しています
よね。


でも医薬品の仕入れ値と薬価はほとんど差がありません。


あ、薬価というのは、医薬品の「公定価格」のことです。病院でも薬局
でも、全国どこでも同じ価格です。


薬局は、医薬品をほとんど定価(薬価)で仕入れて、それを調剤し、患
者さんそれぞれに合った薬の情報を伝えて渡しています。


その調剤技術や情報提供に対して、お金をいただいているのです。


薬を売って利益を出しているのではないんです。


そうは言っても、薬価差益というのもあるんじゃないの?と、思われた
方もいるでしょう。


「ほとんど定価で仕入れる」と書いたのも、薬価差は完全にゼロではな
いからです。


薬価差があるために薬を使えば使うほど儲かると、「薬漬け医療」の元
凶みたいに言われて、今では限りなく差はなくなっていますが、それで
も10%程度は残っていると言われています。


でも仮に10%の薬価差があるとしても、薬価が100円の薬を90円
で仕入れて、10円が薬価差益になるわけではありません。


まず、仕入には消費税がかかるのに調剤は非課税ですから、実際の仕入
れ値は94.5円となり、薬価差は5.5円です。


仕入れた薬をすぐに全部使い切れば、5.5円は薬局の利益になります
が、実際にはそんなことはあり得ません。


期限切れで廃棄処分になったり、また仕入にかかる消費税を加えると薬
価以上になる薬(いわゆる逆ザヤ)もあります。


それに2年毎の薬価改定で、薬価は発売時よりどんどん安くなっていく
ので、在庫資産の目減りもあります。


今年の4月の薬価改定はマイナス6%ですから、3月末に薬局に100
万円の在庫があったら、4月1日になっただけで6万円どこかに飛んで
しまうのです。


そんなことを加味すると、薬価差が10%程度あっても、薬価差益とし
て薬局の懐に入るわけではないのです。


ちょっと話がずれましたね。


「内容の分かる領収証」を渡したら、薬学管理なんていらない、その分
安くして欲しいと言う方がもしかしたらいるのでは?と思い、今回は
このようなお話にしました。


でも薬は情報がなければ、ただの「物質」です。治療目的と使用量や使
用法、使用上の注意などの情報を付帯して、はじめて「医薬品」になる
のです。


薬剤師は、医師が書いた処方せんに間違いがないか、使用量や使用法は
適正か、アレルギーのある患者さんの場合はどうしたらいいか、妊娠中
や授乳中ではないか、他に薬を飲んでいる場合はどうしたらいいか、前
回渡した薬はちゃんと飲めたか、効果が出ているか、薬のせいで体調に
変化があったか、それは副作用か・・・・などなど判断し、その上で患
者さんに薬を渡しています。


その薬剤師の仕事に対して「薬学管理料」という保険点数がついていま
す。


薬は自己責任というわけにはいかないのです。


薬剤師の責任として、患者さんに正しく安全に薬を渡さなければいけま
せん。


皆さんも少しでも薬について疑問や不安があったら、何でも薬剤師に相
談して下さいね。それに応えるのが、私達の義務ですから。

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■編集後記■
最近「○○というポータルサイトを運営しています、つきましては薬局
のホームページを無料で作りますので、是非登録してください。」とい
う電話が立て続けにありました。

「先週もお電話いただきましたよね?」と聞くと、どうも別々の会社の
ようです。

1件目はちょっと暇な時間帯だったので、少し話を聞いてみると、HP
作成は無料だが、更新・維持管理料がかなりかかるらしい。

怪しそうだったので、「サイトは自分で作れます、yahooにもそのうち登
録します、SEO対策も自分でできます(たぶん)」と言ったら、相手も諦
めたようでした。

このセリフがウソにならないように、今週末は勉強してこようと思います。
「3月25日ブログ盛り上げよう会 東京会場」です!
http://blog-kai.com/

一緒に参加して下さる方を募集したかったのですが、昨日満席となったよ
うです。残念!!内容については、また報告しますね~

それではまた(^^)/~ 
ご意見・ご感想・応援メールは、当メルマガに直接返信して下さいね♪♪

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http://www.kenko01.net/yuri/
 
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■本誌はできるだけわかりやすいように、商品名で説明することがありま
 すが、特定の医薬品・食品等を推奨するものではありません。
■本誌の内容がすべての人にあてはまるわけではありません。あくまでも
 一例としてお読み下さい。
■本誌利用によって生じた結果に関しては、一切の責任を負いかねます。
 医薬品等はご自分の責任の範囲でご利用ください。
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薬剤師が教える!知っておきたい「薬の話」
  発行人:ゆり
  発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000181483.html
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